確定拠出年金個人型の運用実績を比較してみました

このページは、各金融機関の確定拠出年金個人型の運用を1年と3年でのベスト3を掲載してみました。

 

2016/12/01 15:02:01

SBI証券、野村證券、日本生命(NISSAY)、三菱東京UFJ銀行、三井住友海上の5社のそれぞれの確定拠出年金個人型の中で1年間の運用(トータルリターン)のベスト3を調べてみました。2015年5月22日現在。

 

平成27年12月1日時点での6カ月の成績は最下部に掲載しています。

 

トータルリターンの説明についてはこちらの外部ページをご覧ください。

下記表の見方:SBI証券では、過去1年では、SBI TOPIX100・インデックスFが38.95%の運用(トータルリターン)で一番よく、次いで、MHAM TOPIXオープンが38.54%、3位が三井住友・バリュー株式年金ファンドの37.98%という結果でした。

 

金融機関名 1位 2位 3位
SBI証券

SBI TOPIX100・
インデックスF<DC年金>
38.95%

MHAM TOPIXオープン
38.54%

三井住友・バリュー株式年金ファンド
37.98%

野村證券

シュローダー 日本ファンド
44.25%

マイストーリー・日本株100
39.79%

トピックス・インデックス
38.71%

日本生命

ニッセイ TOPIXオープン
39.11%

ニッセイ 日本株ファンド
37.40%

フィデリティ・日本成長株・ファンド
34.04%

三菱東京UFJ銀行

三菱UFJ トピックスオープンDC
38.64%

三菱UFJ 日本株アクティブオープンDC
36.34%

三菱UFJ MV80
29.45%

三井住友海上

DC・ダイワ・
ストックインデックス225
37.93%

三井住友・ライフビュー・日本株式ファンド
37.09%

大和住銀 DC日本株式ファンド
34.81%

上記金融機関の中では野村證券の確定拠出年金の中の「シュローダー 日本ファンド」の44.25%が一番の運用パフォーマンスでした。

3年の運用実績で比較してみました

上記と同様にSBI証券、野村證券、日本生命(NISSAY)、三菱東京UFJ銀行、三井住友海上の3年トータルリターンです。%は年率換算しています。

金融機関 1位 2位 3位
SBI証券

MHAM J-REITアクティブファンド
30.38%

DC外国株式インデックスファンド
28.86%

朝日ライフ 日経平均ファンド
28.38%

野村證券

野村 J-REITファンド
32.48%

シュローダー 日本ファンド
32.28%

フィデリティ・グローバル・エクイティB
29.21%

日本生命

DCニッセイ/パトナム・グローバル・コア株式
30.76%

ステート・ストリート DC外国株式INDEX
28.71%

ニッセイ TOPIXオープン
27.58%

三菱東京UFJ銀行

三菱UFJ <DC>外国株式インデックス
28.77%

三菱UFJ トピックスオープンDC
27.27%

三菱UFJ 日本株アクティブオープンDC
24.59%

三井住友海上

三井住友・ライフビュー・日本株式ファンド
29.11%

ステート・ストリート DC外国株式INDEX
28.71%

DC・ダイワ・ストックインデックス225
28.59%

 

確定拠出個人型の過去6か月間のトータルリターン

平成27年12月1日時点での過去6か月間の主な金融機関のトータルリターンを調べてみました。

 

調べたのは、最もリターンの良いファンドと最もリターンの悪いファンドです。

 

金融機関名

成績の良いトータルリターン

成績の悪いトータルリターン

SBI証券 三井住友・バリュー株式年金ファンド 0.53% EXE-i 新興国株式ファンド  -18.10%
野村証券 野村 世界REITインデックスF 0.96% 野村 新興国株式インデックスF -17.47%
第一生命 DLIBJ公社債オープン 0.75% 野村 新興国株式インデックスF -17.47%
ゆうちょ銀行(Aプラン) DC・ダイワ・ジャパン・オープン 6.4% ステート・ストリートDC外国株式INDEX -2.22%

ゆうちょ銀行のダイワ・ジャパン・オープンが+6.4%が目を引きます。こちらは国内株式を98%組み入れているファンドです。

 

どこの金融機関もそうですが、8月の第3週目に起こったチャイナショックの影響で、世界的に株式市場の値下りにより、株式ファンドは総じてマイナスのトータルリターンが多くなっています。

 

各金融機関の成績を見てみますと、SBI証券は、26ファンド中、トータルリターンがプラスになったのは、4ファンド、残りはマイナスのトータルリターンです。

 

野村証券は、27ファンド中、トータルリターンがプラスになったのは5ファンド、残りはマイナスのトータルリターンです。

 

第一生命は、26ファンド中、トータルリターンがプラスになったのは7ファンド、残りはマイナスのトータルリターンです。

 

ゆうちょ銀行は11ファンド中、トータルリターンがプラスになったのは4ファンド、残りはマイナスのトータルリターンです。

 

 

以上の結果となっています。総じて野村證券が良い運用パフォーマンスになっていますが、掛金をJリートだけに絞って運用されるということはほとんどないと思われますので、この比較表だけで判断するのは避けてください。

 

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