このページではバイクの自賠責保険のまとめ払いと解約について解説しています。
2015/06/07 15:42:07
自賠責保険のまとめ払いと解約について
自賠責保険料といっても全国同一ではありません。
①本土用(離島以外の地域で沖縄県を除く)、②離島地域、③沖縄県(離島地域を除く)、④沖縄県(離島地域)というように分けられ異なっています。
ここでは①本土用(バイクの自賠責保険料)について掲載しています。
小型二輪自動車(251cc以上のバイク)
37ヶ月 | 36ヶ月 | 25ヶ月 | 24ヶ月 | 13ヶ月 | 12ヶ月 |
---|---|---|---|---|---|
18,380円 | 18,020円 | 14,010円 | 13,640円 | 9,550円 | 9,180円 |
125cc超250cc以下のバイク
60ヶ月 | 48ヶ月 | 36ヶ月 | 24ヶ月 | 12ヶ月 |
---|---|---|---|---|
28,060円 | 23,560円 | 18,970円 | 14,290円 | 9,510円 |
原付自転車(総排気量125cc以下)
60ヶ月 | 48ヶ月 | 36ヶ月 | 24ヶ月 | 12ヶ月 |
---|---|---|---|---|
17,330円 | 14,890円 | 12,410円 | 9,870円 | 7,280円 |
自賠責保険料を節約(得する)ためには
上記表を見ていただければお分かりになりますが、たとえば原付き自転車の自賠責保険1年分の保険料は7,280円ですが、2年分は9,870円です。毎年支払うよりもまとめて2年分支払ったほうが4,690円も得します。率にして64%もの割引になるということです。
さらには、原付き自転車は最長まとめて60ヶ月まで支払うことができます。
もしそのようにした場合は、60ヶ月で17,330円ですから毎年支払うよりも19,070円も得することになります。
普通貯金にいれたままにしておくのなら長くまとめて支払ってしまったほうが得をするということです。
中途で解約したらどうなるの?
長くまとめて支払った後で廃車などすることになり、中途で解約した場合には決められた保険料が還付されますから損するということはありません。
たとえば、平成25年4月1日以降の契約で原付きバイク、60ヶ月分支払って2年経過後、つまりは保険の残り36ヶ月目で解約した場合。
このときの還付金は7,460円になります。つまりは17,330円(60ヶ月の保険料)-7,460円(還付金)=9,870円。この9,870円で2年間分の保険をまかなったという計算になります。ですから1年ずつ支払う14,560円(2年間分)よりは得することになります。
では、4年経過して、12ヶ月残して解約した場合はどうでしょうか。
この場合の還付金は2,440円ですから、17,330円-2,440円=17,090円。17,090円で4年分の保険料をまかなったということになり、やはり1年分ずつ支払う29,120円(4年間分)よりもお得になります。
原付バイクの自賠責保険料のまとめ
原付き自転車の自賠責保険1年分の保険料は7,280円ですが、2年分は9,870円です。毎年支払うよりもまとめて2年分支払ったほうが4,690円も得します。率にして64%もの割引になります。
そして、もっと長い期間の60ヶ月分の17,330円支払えばさらにお得にはなります。
でも気になるのが、途中で廃車などした場合のこと。この場合でも1年ずつ支払うよりも還付金があるため損にはなりません。
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