長期入院したときに医療保険の給付請求をおこなうのにいつしていいのか迷うことがあります。
そのタイミングについて解説しています。
2015/06/01 08:56:01
記事投稿者:Syu Hama
入院請求をおこなうタイミング
入院や手術給付金の請求を行うタイミングは入院中?それとも退院後?
どちらでも請求できますが、入院中の請求は2回の請求が必要になるため、長期入院でなければ請求が一度で済む退院後のほうが手間は省けます。
また、保険会社に所定の入院証明書を提出する必要がある場合には、入院証明書代は有料で5,000円程度になるため、入院中の請求では退院後の請求とあわせて2回の入院証明書代10,000円程度になります。
そのため、入院給付金が1日5,000円の場合には、2日分の入院日数が差引かれるのと同じということになります。
なお、各会社の規定によりますが、入院証明書の代わりに、下記のような場合には領収書の貼付や入院事情書で対応できる保険会社が多くなっています。
- 契約から2年以上経過している
- 手術をしていない
- 妊娠によるものでない
- 入院日数が30日以内のものなど
2社以上の保険会社に入院請求をする場合は、それぞれの入院証明書が必要になるということですか?
入院証明書の書式がほぼ同じであれば、他社の入院証明書を流用できる場合があります。入院証明書を病院に提出される前に、保険会社に確認されたほうがよろしいです。
以上、長期入院の場合についての入院給付金請求のタイミングについてでしたが、もしもあなたが会社員で健康保険に加入しているならば「傷病手当金」を受取ることができます。
傷病手当金とは、業務外や通勤途上以外の病気やケガで4日以上仕事を休んだときに健康保険から支給されるものです。
初めの3日間は「待期期間」といい支給されません。
受け取れる日額は、標準報酬日額の3分の2相当額を最長1年6ヶ月受取ることができます。
さらに詳細については以下の外部記事にありますのでご覧ください。