2018/05/11 13:50:11
雇用保険の被保険者番号とは
雇用保険被保険者証には、被保険者番号が記載されています。
この番号は、被保険者ひとりひとりに割り当てられ、転職したとしても同じ番号を使うのが原則です。
番号は、4桁-6桁-1桁の、合計11桁の数字です。
11桁は、雇用保険被保険者資格取得届の被保険者番号の部分で確認できます。
なぜ転職しても同じ番号を使うの
失業手当をもらうには最低限加入していなければならない被保険者期間があります。通算しなければ被保険者期間の年数によって受給日数が違ってきてしまうためです。またハローワークとしては、履歴や職業訓練の受講歴などを把握しておく必要があるからです。
転職した場合には、転職先で雇用保険被保険者証の提示を求められます。もしくは、被保険者番号を尋ねられますので、雇用保険被保険者証は大事に保管しておきましょう。(各人に配布しないで退職まで会社で保管しておく場合もあります)もしも被保険者番号がわかならいときはハローワークに行って尋ねれば検索・照合していただけます。
結婚などして姓が変わり被保険者番号を2重登録している場合は、ハローワークに雇用保険被保険者証の統一届(PDF形式)※を出して統一してもらいましょう。
雇用保険に関する業務取扱要領(平成30年2月5日以降)71ページ20855 (5) 被保険者証が重複交付(被保険者番号が重複付与)されている場合の取扱い
同一の被保険者又は被保険者であった者に被保険者証が重複して交付されている(被保険者番号が重複して付与されている)ことが判明した場合は、安定所は、原則として最後に交付された被保険者証(被保険者番号)を有効なものとし無効とされた被保険者番号に係るセンターの被保険者台帳の記録を、有効とされた被保険者番号に係るセンターの被保険者台帳の記録に統一する処理を行わねばならない(センター要領参照)。
なお、被保険者台帳の記録を統一した者が外国人である場合は、その旨を安定所内の担当部門へ連絡すること。
以上、雇用保険の被保険者番号についてでした。