失業保険の中には、寄宿手当というものがあります。では、この手当はどういったものなのか、そしてどのくらいの金額を受取ることができるのか、また、その手続き方法や手順について解説します。
2015/06/24 14:22:24
記事投稿者:Syu Hama
寄宿手当とは
寄宿手当とは、受給資格のある者がハローワークが指示した公共職業訓練等を受けるために、家族(その者により生計を維持されている同居の親族※)と別居して寄宿する場合に支給される手当をいいます。※婚姻の届出はしていないが事実上その者と婚姻と同様の事情にある者を含みます。
支払いの対象となる期間は公共職業訓練等を受けている期間のうち上記家族と別居して寄宿していた期間です。
寄宿手当の月額は10,700円です。
なお、受給資格者が家族と別居して寄宿していない日等、支給対象とならない日がある月については日割により減額して支給されます。
寄宿手当の受給手続き
受給資格のある者はハローワークの指示により公共職業訓練等を受けることになったとき、すみやかに、「公共職業訓練等受講届」及び「公共職業訓練等通所届」に受給資格者証を添えて管轄のハローワークに提出します。
寄宿手当の支給を受けるためには、上記の手続きをした上で失業認定の日に公共職業訓練等受講証明書に受講資格者証を添えて管轄公共職業安定所に提出することが必要です。
以上、寄宿手当についてでした。
該当カテゴリー:雇用保険(失業保険)
関連カテゴリー:労災保険、健康保険